
窓の設置を後悔したくない…。
窓の後悔ポイントについて事前に知りたい!
「一条工務店で家を建てたけど、窓で後悔している…」
そんな声を、一条施主の間でよく耳にします。実は私も、2024年に一条工務店のi-cubeを契約しましたが、窓については「もっと事前に知っておけば…」と感じることが何点もありました。
一条工務店の窓は、トリプル樹脂サッシで業界トップクラスの性能を誇ります。しかし、だからこそ油断してしまう人が多いのです。
「性能が高いから窓を大きく・たくさん付けても大丈夫」 「デザイン重視で配置を決めた」 「設計士に任せきりにした」
このような考えで進めた結果、実際に住んでみて初めて気づく後悔ポイントが出てきます。
この記事では、、「一条工務店の窓で本当に後悔しやすい10のポイント」と「後悔しないための具体的な対策」を詳しく解説します。
これから一条工務店で家を建てる方は、ぜひ最後までお読みください。
記事の執筆者

・2024年に一条工務店のi-cubeを契約
・住宅関連情報を発信する一条ライフを運営
注文住宅受注数No.1のハウスメーカーの一条工務店。
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一条工務店の窓で後悔する点

一条工務店では窓の種類も選択できます。ただ、窓の選択は自分の用途に合ったものであり、快適に過ごせやすいのか判断する必要があります。
窓の選択によってどのような後悔をする場合もあるのか内容を紹介しましょう。
①床上からの高さが低い
②ロール網戸は虫が入ることがある
③窓の開きが90度までしかない
④窓を設置しすぎて断熱性能が悪化
⑤引き違い窓を採用して気密性が悪化
⑥パッシブ設計を考えずに窓を配置
⑦大き過ぎる窓
⑧西日が当たるところの窓
⑨お風呂・トイレの窓は本当に必要だったのか
⑩透明ガラスで隣家から丸見え
床上からの高さが低い
一条工務店で窓を設置するときは、床上からの高さをチェックしておくべきです。
窓と床の高さによっては家のインテリアを置く際や家具などを配置するときに不便さを感じるからです。
例えば、床上154cmの窓であり、下にテレビを置きたいとします。
しかし、テレビのサイズとテレビボードの高さによっては窓が邪魔になってしまうため配置できません。
⚠️ 実際にあった失敗例
「リビングの南側に床上140cmの窓を設置。テレビボード(高さ40cm)+65インチテレビ(高さ85cm)=125cmで、窓の下端まで15cmしか余裕がなく、テレビが窓に被ってしまった。結局、別の壁に配置変更したが、日当たりの悪い場所になってしまった。」
他にもクローゼットやタンスなど家具を配置したい場合、高さによって窓が隠れてしまうなら、別の場所を考えなくてはいけないので、困ってしまう場合もあるでしょう。
対策: 家具のサイズを事前に測定し、窓の高さを決める際に設計士に具体的なサイズを伝えることが重要です。特に、テレビを置く壁は床上180cm以上の窓にすると配置の自由度が上がります。
そのため、床下からの高さを確認して低過ぎないように注意してください。
ロール網戸は虫が入ってくる可能性もある
一条工務店の窓はロール網戸の場合、虫が入ってくる可能性もあります。
一条工務店は網戸が内側になっており、脇をクルクルと畳み込んで収納する形です。
そのため、網戸を収納するときは窓を開ける必要があり、遮るものがないので虫が入り込んでくる場合もあります。
もし、夜に網戸の収納のために窓を開けるなら、部屋の明かりにつられて虫が何匹か入ってくる可能性もあります。
虫嫌いな人であれば、網戸の収納のために緊張してしまうため、機能性に不満を持つかもしれません。
また、小さなお子さんがいる家庭では、子どもが網戸を触って遊んでしまうという声もあります。
対策:
- 網戸の開閉は明るい時間帯に行う
- 虫除けスプレーを窓周辺に配置
- FIX窓を採用して開閉の必要性を減らす
窓の開閉で後悔しないように網戸の特徴を押さえておいてください。
窓の開きが90度までしかない
一条工務店の窓の広きは、90度までしか開かない点も把握しておくべきです。
窓の開きは180度まで開くものもありますが、一条工務店は90度と半分までになっています。
そして、90度と180度では風の入り具合が違ってくるため、その点を考慮しておく必要があります。
まず、90度の場合は風が窓に対して真っ直ぐに吹いてくることは少なく、あまり外からの心地よさを感じにくいケースがあります。
状況によっては風が入りずらいので、開けていても涼しさを感じないケースもあるでしょう。
特に、寝室の場合は90度の開きだと風の入り具合が悪くて、寝付けにくいなど人によっては問題が生じる場合もあります。
対策:
- 風通しを重視する部屋は対面に窓を配置する
- 90度開きでも風が通るよう、卓越風向(その地域の主な風向き)を確認する
- そもそも一条工務店は24時間換気システムがあるため、窓を開ける前提で考えない
窓が開く角度を考慮してマイナスにならないかチェックしてください。
窓を設置しすぎて断熱性能が悪化
家の窓を設置するときは、開閉の機会があるのか確認しておくのも大事です。
窓はたくさんあれば良いというわけではなく、場所によってはあまり使用しないところもあります。
例えば、キッチンの勝手口、トイレ、洗面所、寝室の窓などは人によっては使用しないケースもあるでしょう。
キッチンの場合は勝手口の近くに窓があっても、基本的にレンジフードや換気扇を使用するため、窓を開けて空気の入れ替えなどをする機会はほとんどありません。
また、トイレも換気扇が付いており、洗面所の窓は高さによっては開けにくい場合もあるため、ほとんど手を付けない人もいるはずです。
開閉する機会は少ないなら窓があっても汚れが溜まるだけであり、掃除の手間が増えて後悔するケースもあります。
また、家の気密性が下がってしまい、冷暖房が効きにくかったり、光熱費が上がる可能性もあります。
そのため、窓の開閉が少ないところは設置をどうすべきか考慮する必要があるでしょう。
さらに重要なのは、窓が増えると家の断熱性能が大きく悪化することです。
📊 窓と壁の断熱性能の違い
一条工務店の窓(トリプル樹脂サッシ)のU値: 0.8W/㎡・K 一条工務店の壁のU値: 約0.13W/㎡・K
つまり、窓は壁の約6倍も熱が逃げやすいのです。
例えば、南側以外に不要な窓を5箇所設置すると、それだけでUA値(外皮平均熱貫流率)が悪化し、冷暖房効率が下がります。 </div>
また、家の気密性が下がってしまい、冷暖房が効きにくかったり、光熱費が上がる可能性もあります。
対策:
- 建築基準法で必要な採光面積(床面積の1/7以上)は守りつつ、それ以上は増やさない
- 南側以外の窓は本当に必要か厳しくチェック
- 一条工務店は24時間換気システムがあるため、「換気=窓」という固定概念を捨てる
引き違い窓を採用して気密性が悪化
一条工務店で窓を選ぶ際、多くの方が無意識に選んでしまうのが「引き違い窓」です。
しかし、引き違い窓は気密性が悪いというデメリットがあります。
一条工務店は気密性能を示すC値(隙間相当面積)の基準として、0.7c㎡/㎡以内を合格としています。しかし、高気密を目指すなら0.5c㎡/㎡以下が理想です。
引き違い窓は構造上、窓と窓が重なる部分に隙間ができやすく、開き窓やFIX窓と比較すると気密性が劣ります。 <div class=”box-point”> <strong>📊 窓の種類別 気密性ランキング</strong>
1位: FIX窓(開閉不可の固定窓) → 可動部がないため最も気密性が高い
2位: 開き窓 → 外側に押し出して開くタイプ。閉めた時の密閉性が高い
3位: 引き違い窓 → 横にスライドするタイプ。窓同士が重なる部分に隙間ができやすい </div> <div
また、引き違い窓はサッシの汚れも特に気になります(開き窓もサッシの汚れは気になりますが、引き違い窓の方が気になります)。
対策:
- 庭への出入り口など、どうしても必要な場所以外は引き違い窓を避ける
- 気密性を重視するならFIX窓または開き窓を優先
- 掃き出し窓が本当に必要か検討する(意外と使わないケースが多い)
引き違い窓を一切採用しない間取りにすれば、気密性能を維持しやすくなります。
パッシブ設計を考えずに窓を配置した
一条工務店で窓配置を考える際、必ず知っておくべきなのが「パッシブ設計」です。
パッシブ設計とは、太陽の力を最大限活用する設計手法のこと。具体的には以下の考え方です。
📌 パッシブ設計の基本原則
冬: 南側の窓から日射を取り入れて室内を暖める(日射取得)
夏: 軒や庇、外付けブラインドで日射を遮って室内を涼しく保つ(日射遮蔽) </div>
この原則を知らずに窓を配置すると、実際に住み始めてから後悔することになります。
多くの一条施主のブログを調査したところ、「パッシブ設計を知らなかった」という後悔が非常に多く見られました。
パッシブ設計の具体的な窓配置
✅ 南側: 大きな窓を配置してOK(冬の日射取得のため)
⚠️ 東側: 朝日が入る程度の小さな窓
❌ 西側: できるだけ小さく、または無し(夏の西日対策)
⚠️ 北側: 必要最小限の小さな窓
一条工務店の設計士は、この点を積極的にアドバイスしてくれないケースが多いです。なぜなら「一条工務店は性能が高いから窓が多くても大丈夫」と考えているから。
しかし、いくら性能が高くても、前述の通り窓は壁の約6倍熱が逃げます。
対策:
- 契約前にパッシブ設計について学ぶ(書籍やYouTubeで情報収集)
- 設計士に「パッシブ設計を考慮してほしい」と明確に伝える
- 南側以外の窓は本当に必要か厳しくチェック
- 軒の出幅も考慮する(夏の日射遮蔽のため)
パッシブ設計を理解しているかどうかで、完成後の快適性と光熱費が大きく変わります。
大き過ぎる窓
窓のサイズにも注意していないと、後悔してしまう可能性があります。
部屋の窓は大きいと光も差し込み家の中を明るくできます。また、窓の開き部分を押し込むタイプにしておくなら、子供の場合は万が一に備えて落下防止も可能です。
しかし、窓のサイズが大きいなら部屋の一辺が占領されるため、家具などを配置するときに有効な壁が少なくなり困ってしまう場合も十分考えられます。
また、窓が大きいとカーテンの長さなども考慮しなくてはいけないため、余計な手間を感じるケースもあるでしょう。
特に掃き出し窓は、実際にはほとんど使わないというケースも多いです。
「庭への出入り口として掃き出し窓を付けたが、1年間で数回しか使っていない」という声も複数の施主ブログで見られました。
対策:
- 掃き出し窓は本当に必要か再検討する
- 壁を残すことで、間接照明や飾り棚を設置できる
- 窓は「大きければ良い」ではなく、バランスが大切
部屋の間取りや広さなどを考慮して、壁の面積が窓に占領されないように注意してください。
西日が当たる場所の窓
西日があたるところの窓ガラスは後悔ポイントとしてよく挙げられます。
西日は思った以上に眩しいです。夏はとくに暑さを感じてしまうので要注意です。
西側に窓を設置した場合、1年中カーテンを閉めっぱなしということになりかねないので、窓を付けなければ良かったと後悔する人がかなり多いです。
西側に窓を設置するときは西日の問題もよく検討しておくことが大切です。
⚠️ なぜ西日はこんなに厳しいのか?
夏の太陽の動き:
- 朝: 東から昇る(比較的低い角度)
- 昼: 南側で高い位置
- 夕方: 西に沈む(再び低い角度に)
南側の窓は軒が出ていれば夏の高い太陽を遮れますが、西側の窓は軒では防げません。太陽が低い位置から横方向に差し込むためです。
その結果、夕方16時〜18時頃の室内温度が急上昇します。
一条工務店にはハニカムシェードという断熱性の高いシェードが標準仕様であり、西側の窓については遮熱タイプのハニカムシェードが標準仕様なのですが、このハニカムシェードでも夏の日射遮蔽対策としては不十分です。
なぜかというと、このシェードは室内側に設置されているからです。
シェードが遮熱しているのは、窓から室内に入ってきた日光です。窓とシェードの間はすでに室内なんです。
この室内に入ってきた太陽の日光の熱で室内は暑くなってしまいます。
シェードで遮熱する為には、室内ではなく外に設置しないとあまり意味がないんです。
対策:
- 西側には極力窓を付けない
- どうしても必要なら、小さなFIX窓+遮熱ハニカムシェード
- 外付けブラインドやサンシェードの設置を検討
- 西側に植樹して日射を遮る(落葉樹が理想)
西側に窓を設置するときは西日の問題もよく検討しておくことが大切です。
お風呂・トイレの窓は本当に必要だったのか
一条工務店で家を建てた多くの施主が口を揃えて言うのが、「お風呂・トイレの窓はいらなかった」という後悔です。
一条工務店は「ロスガード90」という第一種換気システムを標準装備しています。
これは24時間、家全体の空気を自動的に入れ替えるシステムです。
つまり、窓を開けなくても常に換気されている状態なのです。
それなのに、なぜ多くの人がお風呂やトイレに窓を付けてしまうのでしょうか?
答えは簡単です。「お風呂・トイレには窓があるもの」という固定概念があるからです。
お風呂の窓のデメリット
❌ 断熱性能が下がり、冬は寒い
❌ 湿気で窓周辺にカビが発生しやすい
❌ 高い位置にあると開閉が大変
❌ 外から見えないようにすりガラス必須
❌ 一条工務店ではお風呂の窓はブラインド内蔵ペアガラス(トリプルではない) <div class=”box-attention”>
トイレの窓のデメリット
❌ 断熱性能が下がる
❌ 換気扇があるので窓を開ける必要がない
❌ 高い位置だと開閉が面倒で結局開けない
❌ 外からの視線が気になる
実際、複数の施主ブログを調査したところ、「トイレの窓を1年間で一度も開けていない」という声が非常に多く見られました。
対策:
- 一条工務店の24時間換気システムを信頼する
- お風呂・トイレの窓は基本的に不要と考える
- どうしても明るさが欲しい場合はFIX窓(開閉不可)を高い位置に小さく
- 浮いた費用を他のオプションに回す
お風呂・トイレの窓については、「必要」ではなく「本当に必要か?」という視点で再検討することをおすすめします。
透明ガラスで隣家から丸見え
一条工務店では窓ガラスの種類を選択できます。
また、窓ガラスの種類も選べます。
- 透明ガラス
- かすみガラス
人通りが多いところに透明ガラスを設置してしまって後悔したという人が多いので注意です。
かすみガラスの活用例
✅ 道路沿いの窓
✅ 隣家との距離が近い窓(目安:2m以内)
✅ 人目が気になる場所
✅ 外からの景色が期待できない窓
景色が期待できないところ、道路沿い、隣家からの人目が気になるところにはかすみガラスにしておくとストレスなく生活できます。
外からの景色が良い場所には透明ガラスを付けるなど、メリハリをつけると後悔が少なくなります。
💰 かすみガラスのコスト削減効果
かすみガラスを上手く配置すれば、レースカーテンが不要になります。
例えば、リビングの窓3箇所をかすみガラスにした場合:
- レースカーテン代: 約3〜5万円削減
- 将来の買い替え費用も不要
オプション料金は発生せず標準に含まれているため、コスト削減にもなります。
ちなみに私は2階が寝室・子ども部屋ですが周りに家が多いこともあり全てかすみガラスにしています。
窓から外を見ることはあまりありませんし、カーテン開けっ放しでもストレスなく生活でき、レースカーテンも不要なのでコストも削減できます。
対策:
- 隣地の状況を事前に確認(将来建つ可能性も含めて)
- 隣家の窓位置をチェック(可能であれば)
- 基本はかすみガラス、景色を楽しみたい場所のみ透明ガラス
- 設計段階で「プライバシー」を重視することを設計士に伝える
透明ガラスとかすみガラスの選択は、住んでからの快適性に大きく影響します。慎重に検討してください。
一条工務店の窓で後悔しないための5つの対策

ここまで後悔ポイントを10個紹介しましたが、「じゃあどうすれば後悔しないの?」という疑問が湧くはずです。
実際に一条工務店で家を建てた私が、「契約前に知っておきたかった」対策を5つ紹介します。
後悔しないための5つの対策
①パッシブ設計を理解する
②気密性・断熱性を重視するならFIX窓を増やす
③将来の掃除・メンテナンスまで考える
④隣家の窓位置を事前にチェック
⑤24時間換気を信頼して窓を減らす
パッシブ設計を理解する
まず最優先で学ぶべきは「パッシブ設計」です。
一条工務店の設計士は、この点を積極的にアドバイスしてくれないケースが多いです。なぜなら「一条工務店は性能が高いから窓が多くても大丈夫」と考えているから。
しかし、前述の通り、いくら性能が高くても窓は壁の約6倍熱が逃げます。
📚 パッシブ設計を学ぶ方法
書籍:
- 『エコハウスのウソ』前真之 著
- 『世界で一番やさしい住宅設計』(パッシブ設計編)
YouTube:
- 「松尾設計室」のチャンネル
- 「ラクジュ建築と不動産」のチャンネル
一条工務店で建築する際に行うこと:
- 契約前にパッシブ設計について最低限の知識を得る
- 設計士との初回打ち合わせで「パッシブ設計を考慮してほしい」と明確に伝える
- 南側以外の窓は「本当に必要か?」と厳しく自問する
- 軒の出幅も考慮する(夏の日射遮蔽のため、南側は90cm以上推奨)
パッシブ設計を理解しているだけで、快適性と光熱費が劇的に変わります。
気密性・断熱性を重視するならFIX窓を増やす
一条工務店の窓の中で、性能を最優先したいならFIX窓一択です。
FIX窓とは開閉ができない固定窓のことです。
メリット:
- 可動部がないため気密性・断熱性が最高
- 遮音性も高い
- サッシの掃除が楽
- 価格が安い
デメリット:
- 窓を開けられない
- 換気目的では使えない
一条工務店の家は24時間換気システム(ロスガード90)が標準装備なので、「窓を開けて換気する場面」はそこまで多くありません。
そのため、「換気よりも断熱性・遮音性を優先してFIX窓を多めに使う」という考え方もおすすめです。
FIX窓がおすすめの場所:
- 廊下
- 階段
- 吹き抜け
- トイレ(採光のみが目的の場合)
- 寝室(寝る時に窓を開けない場合)
開き窓がおすすめの場所:
- キッチン(料理の匂いを逃がしたい時)
- リビングの一部(気候の良い日に開けたい)
- 洗面所(湿気が気になる時)
引き違い窓が必要な場所:
- 掃き出し窓として本当に使う場所のみ
このように、用途に応じて窓の種類を使い分けることが重要です。
将来の掃除・メンテナンスまで考える
窓は設置したら終わりではありません。定期的な掃除とメンテナンスが必要です。
特に、以下のような窓は掃除が大変です:
❌ 高所の窓(2階の外側など)
❌ 吹き抜けの窓
❌ 大きな窓
❌ 引き違い窓のレール部分
⚠️ 実際にあった失敗例
「吹き抜けに大きなFIX窓を設置しました。明るくて最高なのですが、窓の外側の掃除が全くできません。業者に依頼すると1回1万円。年2回だと2万円。10年で20万円もかかることに後から気づきました」(40代・i-smart施主)
対策:
- 高所の窓は極力小さく、または無しに
- 外側を掃除できる窓かどうか確認
- どうしても高所に大きな窓が必要なら、年1〜2回の業者清掃費用を予算に入れる
- 引き違い窓のレールは汚れやすいことを理解する
「設置したい」という気持ちだけでなく、「10年後も掃除できるか?」という視点を持つことが大切です。
隣家の窓位置を事前にチェック
隣地の状況確認は、窓配置で後悔しないための重要なポイントです。
チェックリスト
□ 隣家の窓位置を確認(可能であれば)
□ 隣地との距離を測定
□ 隣地に今後建物が建つ可能性を確認
□ 道路からの視線の入り具合を確認
□ 通行人の多さを時間帯別にチェック </div>
特に、建売ではなく注文住宅の場合、隣地に今後どんな建物が建つかわからないというリスクがあります。
対策:
- 基本的にはかすみガラスにしておく(後悔が少ない)
- 隣地との距離が2m以内なら、ほぼ確実にかすみガラス
- 透明ガラスは景色が良い場所のみに限定
- 設計士に「プライバシー重視」と明確に伝える
透明ガラスは後から変更が難しいため、慎重に判断してください。
24時間換気を信頼して窓を減らす
一条工務店の大きな強みの一つが「ロスガード90」という24時間換気システムです。
ロスガード90とは?
第一種換気システム:
- 給気と排気を機械で強制的に行う
- 熱交換率90%(排気する空気の熱を給気に回収)
- 24時間365日、家全体の空気を自動的に入れ替え
メリット:
- 窓を開けなくても常に新鮮な空気
- 花粉やPM2.5をフィルターでブロック
- 冬でも冷たい外気が直接入らない
つまり、窓を開けなくても常に換気されているのです。
それなのに、多くの方が「窓=換気」という固定概念で窓を増やしてしまいます。

Q: でも料理の匂いとか、すぐに換気したい時はどうするの?
A: 確かに、換気扇だけでは瞬時に匂いを消すことはできません。そのため、キッチン周辺やリビングの一部に最小限の開き窓を配置するのがおすすめです。
ただし、全ての部屋に窓を配置する必要はありません。
具体的な考え方:
- トイレ・洗面所・お風呂: 窓不要(換気扇で十分)
- 寝室: FIX窓で採光のみ、または窓自体を減らす
- キッチン: 小さな開き窓1つ
- リビング: 開き窓または引き違い窓(気候の良い日用)
24時間換気システムがあることを信頼し、「窓=換気」という固定概念を捨てることで、断熱性能を維持しつつ快適な家になります。
一条工務店の窓が良い点とは

一条工務店の窓は注意していないと、窓の特徴によって後悔してしまう場合もあります。
しかし、一条工務店の窓は良いところもあるため、ポイントを押さえておくと、良い家づくりに利用できます。
どのような点を押さえておくべきなのか以下の点を考慮してください。
①トリプル樹脂サッシが標準で性能が高い
②窓の種類が選択できる
③(電動)ハニカムシェードでカーテンが不要になる
④リビングに吹き抜けの窓を設置できる
⑤大型ハンドルを設置して開閉を楽にできる
トリプル樹脂サッシが標準
一条工務店の窓の標準仕様は「トリプル樹脂サッシ」になります。
- 断熱性に優れた窓になるため、光熱費を抑えられることができます。
- 紫外線を99%カット
- 音漏れがしない
- ハンマーなどで叩いても簡単に割れない。防犯性に優れる
通常のハウスメーカーではオプションとなる窓が一条工務店では標準仕様となるので、高性能の窓を標準採用できるということは大きなメリットになります。
一条工務店のトリプル樹脂サッシガラスはU値(熱貫流率): 0.8W/㎡・Kです。
これは業界トップクラスの性能で、他の多くのハウスメーカーでは有料オプションとなる仕様です。
比較:
- 一条工務店: トリプルガラス(標準)
- 一般的なハウスメーカー: ペアガラス(標準)、トリプルは+50万円〜
窓の種類は大きく3種類から選べる
一条工務店の家の窓は大きく分けて3つあり、以下の種類から選ぶことが可能です。
- FIX窓
- 開き窓
- 引き違い窓
FIX窓ははめ込み型の窓であり開閉はできませんが、隙間がない分、遮音性や遮断性が1番良いです。
開き窓は家の外側に押し込んで開くことのできる仕組みですが、内側に引き込むようには開けられません。
そして、引き違い窓は横にスライドさせて開くタイプになるため、大型の窓として採用できます。
例えば、外からの音が聞こえないので寝室はFIX窓にすると静かな環境で睡眠を取りやすくなります。
それぞれの窓の特徴を活かして、どの部屋に設置するか考えて決定すると、快適な空間を生み出すことができるでしょう。
また、窓ガラスの種類も選べます。
- 透明ガラス
- かすみガラス
透明ガラスは透明で外が見えるタイプの窓ガラスです。
外の景色を楽しみたいときは透明ガラスを選びましょう。
かすみガラスはガラスが白みがかっており、外の様子が見えないタイプの窓ガラスです。
外からも家の様子が見えないので、人目が気になる、外から家の中を覗かれたくないときに設置するタイプのガラスです。
かすみガラスを上手く配置すればレースカーテンなどは必要なくなるのでコスト節約にも役立ちます。
なお、透明ガラスとかすみガラスの料金は一緒でオプション料金などは発生せず標準に含まれています。
(電動)ハニカムシェードでカーテンが不要に
ハニカムシェードとは、断面が六角形のハニカム構造になった不織布製のロールカーテンのことです。
シェード内部に空間ができるので、空気の層によって断熱性と遮熱性が高く、冷暖房の効率が高まり省エネになります。
一条工務店ではハニカムシェードが標準で付く商品もあり、カーテンを不要とすることができます(オプションで追加できます)。
また電動タイプのものもあり、開閉の手間を減らすことが可能です。
電動ハニカムシェードのオプション費用は一条工務店の抽選会で無料にすることができるので、一条工務店を検討している人は抽選会には必ずいきましょう。
リビングに吹き抜けの窓を設置する
リビングに吹き抜けの窓を設置すると、景観として楽しむことができます。
リビングの高い部分にFIX窓を設置すると青空を見ることができ、眺めが良くなるのはもちろん、太陽の光も部屋に充満するため、明るさも増し加わります。
さらに、窓のサイズを大きくするなら青空も迫力を増すため、部屋にいる時間帯も楽しめてリラックスもできるでしょう。
ただ、窓の位置を高くし過ぎると掃除するのが難しくなり、ハシゴや脚立を使用するなど、手間もかかります。
そのため、リビングで景観を良くしたい場合もサイズや高さには注意しておくようにしてください。
大型ハンドルを設置して開閉を楽にできる
一条工務店の掃き出し窓で、サイズが大型の場合は開閉に結構な力が必要です。開閉するときに力が必要になるなら負担に感じてしまい、窓を作ったことを後悔してしまう可能性が高いです。
しかし、大型のハンドルを付けるなら、開閉を楽にできます。
ハンドルを回すだけで楽に開閉ができれば、自分のタイミングで部屋の空気の入れ替えや明るさの調整を行えるため、快適に過ごしやすくなります。
ただ、ハンドルを付けるためには1窓で2,000円のオプションになるため、その点を把握して検討してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 一条工務店の窓で最も後悔しやすいポイントは何ですか?
A. パッシブ設計を考えずに窓を配置したことです。特に西側に大きな窓を付けると、夏の西日が強烈で、ハニカムシェードでは防ぎきれません。契約前にパッシブ設計を学び、南側以外の窓は慎重に検討することをおすすめします。
Q2. 引き違い窓は避けるべきですか?
A. 気密性を重視するなら避けた方が良いです。ただし、庭への出入り口など、掃き出し窓として本当に使う場所では引き違い窓も選択肢になります。「見た目」や「なんとなく」で選ばず、用途を明確にすることが大切です。
Q3. お風呂とトイレに窓は必要ですか?
A. 一条工務店は24時間換気システム(ロスガード90)があるため、基本的に不要です。特にお風呂の窓は断熱性が下がり冬は寒くなるのでおすすめしません。どうしても明るさが欲しい場合は、FIX窓(開閉不可)を高い位置に小さく設置する程度で十分です。
Q4. かすみガラスと透明ガラス、どう選べば良いですか?
A. 以下の基準で判断すると良いでしょう。
かすみガラス推奨:
- 隣家との距離が2m以内
- 道路に面している窓
- 外からの景色が期待できない窓
透明ガラス推奨:
- 景色を楽しみたい場所
- 高い位置で外から見えない窓
迷ったらかすみガラスにしておく方が後悔が少ないです。
Q5. 窓の数を減らすべきですか?
A. 断熱性を重視するなら、南側以外の窓は必要最小限にするのがおすすめです。窓は壁の約6倍熱が逃げます。ただし、建築基準法で定められた採光面積(床面積の1/7以上)は確保する必要があります。南側に大きめの窓を配置し、東西北は小さく少なくするのが理想です。
まとめ

一条工務店の窓の後悔するポイントについて内容を紹介してきました。
①床上からの高さが低い
②ロール網戸は虫が入ることがある
③窓の開きが90度までしかない
④窓を設置しすぎる
⑤大き過ぎる窓
⑥西日が当たるところの窓
⑦ガラスの種類(透明ガラスかかすみガラスか)
一条工務店が採用している窓は良い点もありますが、同時に配置を間違えてしまうとデメリットになるケースもあります。
そのため、サイズや部屋の間取り、オプションなども考慮して決定する必要があります。しっかり設計士と相談して窓を選択すれば、自分の希望通りの家を実現可能です。
ぜひ、自分の意見を伝えるように心がけてください。
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