
一条工務店の保証は最長30年って聞いたけど、本当に何もしなくても30年間ずっと保証してもらえるの?
一条工務店で注文住宅を検討している方なら、一度はこんな疑問を感じたことがあるのではないでしょうか。
家づくりでは間取りやデザインに意識が向きがちですが、数千万円の買い物だからこそ「建てた後」の保証やアフターサービスこそ、じっくり確認しておきたいポイントです。
実は、一条工務店の保証制度にはあまり知られていない落とし穴があります。
たとえば「最長30年」はあくまで延長条件を満たした場合の最大値であること、給湯器やクロスなど日常的に使う設備の保証はわずか2〜5年であること、そして保証延長には100万円以上の有償メンテナンスが必要になる場合があること。
これらを事前に知っているかどうかで、入居後の安心感は大きく変わります。
この記事では、一条工務店の保証制度の全体像から、部位別の保証期間一覧表、延長に必要な条件と費用、積水ハウスや大和ハウスなど大手ハウスメーカーとの比較、さらにはオーナーのリアルな口コミまで、契約前に知っておくべき情報をすべて網羅しました。
読み終えるころには「保証のどこに注意すべきか」「将来いくら準備しておけばいいか」がクリアになり、後悔のないハウスメーカー選びができるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう。
記事の執筆者

・2024年に一条工務店のi-cubeを契約
・2025年に引き渡し
・住宅関連情報を発信する一条ライフを運営
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一条工務店の保証制度の全体像|「長期保証」と「短期保証」の2つを理解しよう

一条工務店の保証制度を正しく理解するためには、まず「保証は大きく2種類ある」ということを押さえておく必要があります。
ここでは保証の基本構造、法律との関係、そして似て非なる「アフターサービス」との違いを整理します。
一条工務店の保証は「長期保証」と「短期保証」の2本柱
一条工務店の保証制度は「長期保証」と「短期保証」の2階建て構造になっています。
長期保証は、家の骨格にあたる構造躯体(基礎・柱・梁など)や、雨水の侵入を防ぐ部分(屋根・外壁など)を対象としたもので、最長30年の保証が用意されています。
一方、短期保証は給湯器・スイッチ・クロス(壁紙)など、日常的に使う設備や内装を対象としており、保証期間は2〜5年と短めです。
この「2階建て構造」を理解しておかないと、「30年保証と聞いていたのに、給湯器が壊れたら保証対象外だった」という誤解につながりかねません。
保証対象の部位と期間は、必ずセットで確認しましょう。
品確法(10年の瑕疵担保責任)との違い
日本では「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」により、新築住宅の基本構造部分について引き渡しから10年間の瑕疵担保責任が義務づけられています。
つまり、どのハウスメーカーで建てても10年間は法律で保証されるということです。
一条工務店の保証は、この法定義務の10年を上回る内容を独自に設定しています。
構造躯体は最長30年、防水部分は初期15年(延長で最長30年)と、品確法の基準を大幅に超える保証水準です。
ただし、この「最長30年」はあくまで延長条件を満たした場合の最大値であり、何もしなくても自動的に30年保証されるわけではない点に注意が必要です。
「保証」と「アフターサービス」は何が違うのか
「保証」と「アフターサービス」は混同されやすい言葉ですが、役割が異なります。
保証とは、設計や施工が原因の不具合・故障に対して、定められた期間内にハウスメーカーが無償で修理・交換を行う約束のことです。
一方、アフターサービスとは、定期点検やメンテナンス依頼への対応、セルフメンテナンスの支援など、住んだ後の暮らしを総合的にサポートするサービス全般を指します。
簡単に言えば、保証は「不具合があったときの無償修理の約束」、アフターサービスは「住んだ後の困りごと全般のサポート体制」と理解しておくとわかりやすいでしょう。
一条工務店の保証期間を部位・設備別に徹底整理【一覧表あり】

「結局、どの部分が何年保証されるの?」という疑問に、一覧表でお答えします。
保証期間は部位や設備によって細かく異なるため、ここでしっかり全体像を把握しておきましょう。
| 保証対象部位・設備 | 保証期間 | 備考 |
| 構造耐力上主要な部分(基礎・柱・梁) | 初期10年→最長30年 | 10年目・20年目の有償メンテナンスで延長 |
| 雨水の侵入を防止する部分(屋根・外壁) | 初期15年→最長30年 | 15年目の有償メンテナンスで延長 |
| シロアリ予防 | 最長30年 | 10年目・20年目に無償工事で延長 |
| 給湯器・水道配管・スイッチ | 5年 | 短期保証 |
| 玄関ドア・クロス(壁紙) | 2年 | 短期保証・対象範囲が限定的 |
| 床暖房(温水パイプ) | 10年 | パイプ自体は高耐久 |
| 換気システム(ロスガード90) | 10年(本体) | フィルターは10年分を無償配布 |
| 太陽光発電(モジュール) | 10年 | パワコンは15〜20年で交換目安 |
構造耐力上主要な部分(基礎・柱・梁):最長30年
家の骨格にあたる構造躯体は、一条工務店の保証の中でも最も手厚い部分です。
初期保証は10年で、10年目と20年目の定期点検時に一条工務店が必要と判断したメンテナンス工事を実施することで、最長30年まで保証が延長されます。
品確法で義務づけられている10年を大きく超える保証期間は、一条工務店が自社の住宅性能に自信を持っている表れといえるでしょう。
雨水の侵入を防止する部分(屋根・外壁):初期15年→最長30年
屋根や外壁など、雨水の侵入を防ぐ部分の初期保証は15年です。
15年目の無料点検時に防水に関する有償メンテナンス工事が必要と判断された場合、その工事を受けることで保証が最長30年まで延長されます。
注意したいのは、この有償メンテナンスを受けなかった場合、防水部分の保証は15年で終了してしまうという点です。
延長を前提に考えるなら、15年目のメンテナンス費用をあらかじめ計画に組み込んでおくことが重要です。
住宅設備(給湯器・スイッチ・水道配管など):2〜5年
日常的に使う住宅設備の保証期間は、給湯器・水道配管・スイッチが5年、玄関ドア・クロス(壁紙)は2年と短めです。
特にクロスや玄関ドアは2年で保証が切れるため、入居後の早い段階で不具合がないか確認しておくことをおすすめします。
設備は使用頻度が高い分、経年劣化も早くなりがちです。
保証期間内に気になる点があれば、すぐに一条工務店へ連絡しましょう。
一条工務店の独自設備(床暖房・ロスガード・太陽光)の保証期間
一条工務店といえば全館床暖房や換気システム「ロスガード90」、屋根一体型太陽光発電が特徴的ですが、これらの保証期間も確認しておくことが大切です。
ロスガードについては以下の記事を参考にしてください。
床暖房の温水パイプは10年保証で、パイプ自体は約50年以上の耐久性があるとされています。
ロスガード90の本体は10年保証で、引き渡し時に10年分のフィルターが無償で配布されます。
太陽光発電モジュールも10年保証ですが、パワーコンディショナーは15〜20年で交換が必要になるのが一般的です。
床暖房と太陽光発電の後悔ポイントは以下の記事を参考にしてください。
これらの独自設備は一条工務店を通じてメンテナンスを行う必要があるケースが多いため、保証期間と合わせて交換費用の目安も把握しておくと安心です。
一条工務店の最長30年保証を受けるための延長条件と注意点

一条工務店の「最長30年保証」は、自動的に適用されるものではありません。
定期点検の受診と必要なメンテナンス工事の実施が条件です。
ここでは延長保証を確実に受けるために知っておくべきポイントを整理します。
10年目・15年目・20年目の定期点検で何をチェックされるのか
一条工務店では、引き渡し後10年目・15年目・20年目に無料点検を実施しています。
点検では外壁のひび割れ、屋根の状態、シーリング材の劣化、床下の湿気やシロアリの兆候、設備機器の動作状況など、家全体を幅広くチェックします。
点検の結果、メンテナンスが必要と判断された箇所については補修工事が提案されます。
この工事を受けることが保証延長の条件になるため、点検の案内が届いたら必ずスケジュールを確保しましょう。
なお、5年目にも点検がありますが、こちらは基本的にオーナー自身が点検シートに沿ってチェックする「セルフ点検」です。
必要に応じて写真を提出し、担当者からアドバイスを受ける形になります。
15年目の「有償メンテナンス工事」が最大のハードル
保証延長において最も注意すべきなのが、15年目に実施される有償メンテナンス工事です。
主に外壁のシーリング(目地)の打ち替えなどが対象となり、この工事を受けないと雨水の侵入防止部分の保証が15年で終了してしまいます。
費用は建物の大きさや仕様によって異なりますが、一般的に100万〜200万円程度が目安とされています。
決して小さな出費ではないため、契約前の段階から将来の費用として見込んでおくことが重要です。
コツコツと積み立てをしておく必要があることを念頭に置いておきましょう。
シロアリ予防工事は10年目・20年目に無償で受けられる
一条工務店の大きな強みの1つが、10年目と20年目に実施されるシロアリ予防工事が無償という点です。
木造住宅にとってシロアリ対策は避けて通れないメンテナンス項目であり、被害を受けると構造部分の強度が低下し、修繕に高額な費用がかかります。
一般的なハウスメーカーではシロアリ予防工事が有償であることも多いため、これを無償で受けられるのは一条工務店ならではのメリットです。
通常、シロアリ予防工事は30坪で10万円~15万円が目安となるので、これが無償であることは大きなメリットですね。
なお、この無償工事を受けることがシロアリ保証(最長30年)の延長条件にもなっています。
延長保証の申請漏れ・期日超過で保証が失効するリスク
点検やメンテナンス工事には期限があります。
案内が届いているのに対応しなかった場合や、指定期間内に工事を完了しなかった場合、保証延長の権利が失われるリスクがあります。
保証延長のタイミングは引き渡しから10年目・15年目・20年目と決まっているため、「あとでやろう」と先延ばしにすると取り返しがつかなくなる可能性があります。
引き渡し日をカレンダーに登録し、各節目の1年前から準備を始めるくらいの意識でいると安心です。
保証延長にかかるメンテナンス費用はいくら?【目安と積立計画】

「保証を延長するにはお金がかかるらしいけど、具体的にいくらなの?」という疑問は、一条工務店を検討する方の多くが抱えるものです。
ここでは費用の目安と、家計への影響を最小限にするための積立計画をご紹介します。
有償メンテナンスの費用目安(100万〜200万円)
保証延長に必要な有償メンテナンス工事の費用は、建物の大きさや仕様によって変動しますが、1回あたり100万〜200万円が一般的な目安です。
主な内容は外壁シーリングの打ち替え、防水工事、必要に応じた構造部分の補修などです。
なお、10年目・20年目のシロアリ予防工事は無償で実施されるため、これは費用に含まれません。
有償となるのは主に15年目の防水関連メンテナンスと、10年目・20年目の点検で必要と判断された補修工事です。
30年間の総メンテナンスコストをシミュレーション
一条工務店の住宅で30年間にかかるメンテナンス費用の総額は、おおむね300万〜400万円程度と試算されています。
この中には保証延長のための有償メンテナンス費用に加え、ロスガードのフィルター交換費用、太陽光発電のパワーコンディショナー交換費用、不凍液の交換費用なども含まれます。
一般的な戸建て住宅の30年間のメンテナンス費用が400万〜600万円程度とされていることを考えると、一条工務店は外壁タイルの採用などにより、トータルコストを比較的抑えられる傾向にあります。
とはいえ、決して少額ではないため、計画的な資金準備が欠かせません。
月々いくら積み立てておけば安心か
30年間で300万〜400万円のメンテナンス費用を準備するには、単純計算で月々約8,300〜11,100円を積み立てていく計算になります。
ただし費用は10年目・15年目・20年目に集中的に発生するため、入居直後から積み立てを始めるのがおすすめです。
住宅ローンの返済計画を立てる際に、メンテナンス積立分もあわせて月々の支出に組み込んでおくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。
一条工務店の保証を他社ハウスメーカーと徹底比較

一条工務店の保証は、他のハウスメーカーと比較するとどのような位置づけなのでしょうか。
主要な大手メーカーとの比較表を見ながら、客観的に評価していきます。
大手ハウスメーカーとの比較表
| ハウスメーカー | 構造躯体の保証 | 防水部分の保証 | 延長保証の上限 |
| 一条工務店 | 初期10年→最長30年 | 初期15年→最長30年 | 最長30年 |
| 積水ハウス | 初期30年 | 初期30年 | 永年(有償メンテ条件) |
| 大和ハウス | 初期30年 | 初期30年 | 永年(有償メンテ条件) |
| 住友林業 | 初期30年 | 初期30年 | 最長60年 |
| ミサワホーム | 初期35年 | 初期30年 | 条件付き延長あり |
※各社の保証内容は2025年時点の情報です。最新の詳細は各社公式サイトでご確認ください。
「最長60年保証」の他社と「最長30年」の一条工務店、どう評価すべきか
比較表を見ると、積水ハウスや大和ハウスの「永年保証」、住友林業の「最長60年」に対して、一条工務店の「最長30年」はやや短く感じるかもしれません。
しかし、重要なのは保証年数の長さだけではありません。どのハウスメーカーも長期保証を維持するためには有償メンテナンスが必要であり、その費用は各社同程度(10〜15年ごとに100万円前後)かかるのが一般的です。
同じくらいの費用をかけたときに得られるリターン(保証期間と保証範囲)を総合的に判断することが大切です。
坪単価とのバランスで見る保証のコスパ
一条工務店の坪単価は大手ハウスメーカーの中では比較的抑えられた水準にあります。
保証期間が他社より短い面はあるものの、坪単価の差額を考慮すると、コストパフォーマンスとしては決して悪くないという評価もできます。
さらに、一条工務店は商品によっては標準仕様でハイドロテクトタイル(セルフクリーニング機能付き外壁)を採用するなど、そもそもメンテナンス費用がかかりにくい仕様になっている点も見逃せません。
保証年数の「看板」だけでなく、住宅の耐久性や実際のメンテナンスコストも含めた総合評価が重要です。
一条工務店のアフターサービスの内容と使い方
保証制度と並んで重要なのが、住んだ後の暮らしを支えるアフターサービスです。
一条工務店が提供するサポート体制と、トラブル発生時の具体的な対応手順を解説します。
アフターサポートセンターとi-サポアプリの活用方法
一条工務店では、オーナー専門の受付窓口として「アフターサポートセンター」を設置しています。
データベース化された住まいの情報をもとに、メンテナンスの手配を迅速に行う体制が整っています。
また、オーナー専用アプリ「i-サポ」を通じて、メンテナンスの依頼や消耗品の購入が24時間いつでも可能です。
不具合のある箇所を撮影して送信するだけでアフターメンテナンスを依頼できるため、電話が苦手な方でも気軽に利用できます。
不具合が起きたときの対応手順【5ステップ】
住んでいて不具合に気づいたときは、以下の流れで対応しましょう。
ステップ1:不具合箇所を確認・写真撮影。まず不具合の状態を写真に記録しておきます。
ステップ2:i-サポアプリまたは電話で連絡。アプリなら写真を添付して24時間送信可能です。
ステップ3:担当者から連絡。内容を確認のうえ、訪問日程の調整が行われます。
ステップ4:現地確認・修理対応。保証期間内であれば無償対応、保証外の場合は見積もりが提示されます。
ステップ5:完了確認。修理後に問題がないか最終確認して完了です。
口コミではアプリ経由の依頼から当日中に業者から連絡があったというケースもあり、迅速な対応が評価されています。
一方で、設備の在庫状況や担当者によって対応スピードに差があるとの声もあるため、急ぎの場合は電話も併用するとよいでしょう。
セルフメンテナンスで活用できるツール
一条工務店は引き渡し時に「住まいのメンテナンスマニュアル」と「マイホームセット」(セルフメンテナンス用の道具・部材一式)を提供しています。
マニュアルはキッチンやバスルームなど場所ごとに整理されており、動画でもお手入れ方法が紹介されています。
日常的なセルフメンテナンス(換気扇フィルターの交換、シーリング材のチェックなど)をこまめに行うことで、大きなトラブルを未然に防ぎ、結果的にメンテナンス費用の節約にもつながります。
災害時(地震・台風)の緊急サポート体制
一条工務店では、地震や台風などの自然災害が発生した際のサポート情報を公式サイトで随時公開しています。
停電時の太陽光発電の使い方や断水時の対応など、オーナーが取るべき行動についてのガイダンスが提供されます。
ただし、自然災害による損傷は原則として保証の対象外となります。
地震や台風への備えとしては、火災保険・地震保険への加入が重要です。
保証の対象外になるケースと知っておくべきリスク
「保証があるから安心」と思っていても、すべてのトラブルがカバーされるわけではありません。
保証が適用されないケースを事前に把握しておくことで、想定外の出費を防げます。
自然災害(地震・台風)が原因の不具合は保証されない
台風や地震などの自然災害によって発生した損傷は、一条工務店の保証対象外です。
自然災害による被害は火災保険や地震保険で備えるのが基本となります。
一条工務店で家を建てる際は、保証制度とあわせて適切な保険への加入も検討しましょう。
一条工務店以外の業者に修理を依頼すると保証失効
保証期間中に不具合が発生した場合、修理は必ず一条工務店を通じて行う必要があります。
費用を抑えようとして他社の業者に修理を依頼すると、その箇所の保証が無効になってしまう可能性があります。
「知り合いの工務店に頼んだ方が安いかも」と思うこともあるかもしれませんが、保証を維持するためにはまず一条工務店に相談することが鉄則です。
「経年劣化」と「施工不良」の線引きはどこにあるのか
保証が適用されるのは設計・施工が原因の不具合であり、通常の使用に伴う経年劣化は保証の対象外です。
しかし、この線引きはオーナーにとって判断が難しい場合もあります。
たとえば外壁タイルのひび割れが「経年劣化」なのか「施工上の問題」なのかは、専門家の判断が必要です。
気になる不具合があれば、自己判断せずにまず一条工務店に連絡して、保証対象かどうかの確認を依頼しましょう。
売却・名義変更すると保証は引き継がれない
一条工務店の保証は、原則として建築時のオーナーに紐づいています。
住宅を売却して所有者が変わった場合、保証やアフターサービスは新しい所有者には引き継がれません。
将来的に売却の可能性がある方は、この点を契約前に確認しておくことをおすすめします。
中古住宅として売却する際には、保証が引き継がれないことが買い手側の判断材料になるケースもあるため、注意が必要です。
一条工務店の保証・アフターサービスに関する口コミ・評判
実際に一条工務店で家を建てたオーナーの声は、保証やアフターサービスの実態を知るうえで貴重な情報です。良い口コミ・悪い口コミの双方を紹介します。
良い口コミ:迅速な対応・丁寧な点検・無償交換の事例
良い口コミとしてよく見られるのは、
「アプリで依頼したらその日のうちに業者から連絡があった」
「点検時に不具合箇所だけでなく簡単な掃除までしてくれた」
「築10年でも劣化したドアを無料で交換してくれた」といった内容です。
特に、家を建てた現場監督がアフターサポートを担当するケースもあり、「家のことを熟知している人が来てくれるので安心感がある」という声は一条工務店の強みといえます。
また、シロアリ予防工事の無償提供やフィルターの無償配布など、コスト面で助かるという評価も多く見られます。
悪い口コミ:対応の遅さ・担当者の当たりはずれ・設備交換の待ち時間
一方で、「修理を依頼してから連絡が来るまでに時間がかかった」「担当者によって知識や対応にばらつきがある」「壊れた設備の交換に数ヶ月かかった」といった指摘もあります。
特に自社グループで生産している設備の場合、在庫がないと交換までに時間がかかる傾向があるようです。
また、営業担当者が退職してしまい、引き継ぎがうまくいかなかったケースも報告されています。

私も何度かメンテナンスや修理依頼をしましたが、内容によって対応のスピードに違いがあると感じてます。
口コミから見える「後悔しないためのポイント」
口コミを総合すると、一条工務店の保証・アフターサービスは全体的に高評価ですが、対応スピードには地域や担当者によるばらつきがあることがわかります。
後悔しないためのポイントとして、以下の3点を意識しておくとよいでしょう。
まず、不具合に気づいたら保証期間内にすぐ連絡すること。
次に、対応が遅い場合はアフターサポートセンターに直接問い合わせること。
そして、契約前に担当営業に保証やアフターサービスの具体的な運用フローを確認しておくことです。
一条工務店の保証に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 一条工務店の保証期間は最長何年ですか?
構造耐力上主要な部分(基礎・柱・梁)は最長30年です。雨水の侵入を防止する部分(屋根・外壁)は初期15年で、有償メンテナンスにより最長30年まで延長可能です。住宅設備は2〜5年の短期保証となっています。
Q2. 保証延長に有償メンテナンスは必ず必要ですか?
はい、必要です。10年目・15年目・20年目の定期点検を受け、一条工務店が必要と判断したメンテナンス工事(有償の場合あり)を実施することが延長の条件です。これを受けない場合、保証は初期期間で終了します。
Q3. 2年で保証が切れる設備にはどんなものがありますか?
玄関ドア、クロス(壁紙)などが代表的です。これらは使用頻度が高く経年変化が起きやすいため、保証期間が短く設定されています。入居後2年以内に不具合がないか確認しておくことをおすすめします。
Q4. 一条工務店の家を売却した場合、保証はどうなりますか?
一条工務店の保証は原則として建築時のオーナーに紐づいているため、所有者が変わると保証・アフターサービスは引き継がれません。売却を検討している場合は、事前に一条工務店へ確認しておきましょう。
Q5. 保証期間中に他社業者で修理しても保証は有効ですか?
一条工務店以外の業者に修理を依頼した場合、その箇所の保証が無効になる可能性があります。修理が必要な場合は、まず一条工務店のアフターサポートセンターまたはi-サポアプリから連絡することを推奨します。
まとめ|一条工務店の保証を最大限活かすために契約前に確認すべき3つのこと
最後に、一条工務店の保証制度を最大限に活用するために、契約前に確認しておきたいポイントを3つにまとめます。
1. 「最長30年」は条件付きであることを理解する。自動適用ではなく、定期点検と有償メンテナンスの実施が必須です。将来のメンテナンス費用(月々約1万円の積立が目安)を資金計画に組み込んでおきましょう。
2. 短期保証(2〜5年)の対象設備を把握する。入居後の早い段階で不具合がないか確認し、保証期間内に対処することが重要です。
3. 保証対象外のケースを事前に確認する。自然災害、他社業者による修理、売却時の保証消滅など、保証が適用されないケースを把握しておくことで、想定外のトラブルを防げます。
一条工務店の保証は、他社と比べて保証年数こそ最長クラスではありませんが、高性能な住宅仕様によるメンテナンスコストの低さや、シロアリ予防工事の無償提供など、総合的に見ればコストパフォーマンスの高い保証制度といえます。
「建てて終わり」ではなく「建ててからが本当のスタート」。
この記事の情報を参考に、保証やアフターサービスを最大限に活用して、安心・快適な暮らしを実現してください。
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